森大地(daichi mori)


●森大地(daichi mori)

1982年生まれ

 

●画材、技法等

アクリル、クレヨン、スプレー、

ポスカ、鉛筆、ボールペン、コラージュなど。

 

●活動

愛知県・名古屋を中心に、幅広い 展示会に参加。

近年では個展の回数も増え、更に精力的な活動を続けている。

 


◎まだ「絵画を"見るだけ"で満足」してるんですか?

 

 

「いやいや、何をおっしゃる、絵画は見て楽しむものでしょう?」

 

そうですよね、わかります。

 

絵に説明は不要」「視覚で全て伝えるのが画家の宿命」そういうものです。

 

 

ですが、

 

刺身は刺身のまま海を泳いでないし、家庭用電気の発生は自然現象ではないのです。

 

絵画には必ず作家がいて、その絵を描くに至った経緯というものがあるのです。

 

 

野球のルールを知ると、野球がもっと楽しくなるように、

 

相対性理論を知ったら、アインシュタインの事がもっと知りたくなるように、

 

作家を知る事によって、絵画がもっと楽しくなる!

 

 

そうなるはずだと思い、

 

画家仲間であり、結構なムチャぶりを受け止めてくれる【森大地】先生に、

 

「ちょっと作品の事ねほりはほり聞かせて」と突撃!!

 

 

さぁ、この動画、この記事を読んで、

 

「画家・森大地の世界」がより楽しく感じる事ができるのか!?

 

実験開始です!

 

 

 

 


 

 

こんにちは!大明です◎

 

森大地さんのアトリエ(完全に住居)にお邪魔して、作品を魅せてもらいました。

 

一つの作品に重点をしぼって紹介したかったので、一つ選んでもらったのですが・・・

 

 

「あんまり言う事ない」

 

言う事ない作品、目白押しでした。

 

と言いますのも、

 

そもそも口で説明しきらない思いを、絵に落とし込んでいるので

 

そら説明する事もないだろうな、というトコロ。

 

 

・・・いやいやそこに落ち着いちゃったら

 

この企画自体が終わってしまう

 

「そこをなんとか・・・!」

 

 

 

「この作品自分は好きなんだけど・・・」

 

取り出した作品は、森大地の作品を多く見てきた私の目には新鮮な絵でした。

 

彼のこの素描のような、落書きとも言えるスタイルの作品は、

 

ダンボールや何てない紙切れに描いたものしか目にしていなかったので、

 

キャンバスに描かれている」それだけでグッと綺麗に収まっているように見えたのです。

 

 

しかし「地塗りをしていない」という事で、あまり前には押せないとの事。

 

地塗りは確かに、必須というか、常識というか、料理でいうと「出汁」みたいなものです。

 

 

ですが、森大地の作品は「ダンボールや紙切れに描いた作品」もあるくらいです。

 

森大地の”料理”は「畑で採ってきた野菜をそのまま食べさせる」くらいの感覚でいいでしょう。

 

 

この作品の内容については、また後日触れる機会があれば聞いてみたいものです。

 

 

 

「これなら・・・」

 

説明して頂ける作品が定まりました。今回はこれでいきましょう。

 

ちなみに作品タイトルは忘れてしまったそうです。

 

笑えますが、結構 画家あるある なんです。

 

特に、作品が完成してからタイトルつけちゃう作家はタイトル忘れがちなんです。

 

私もよく作品タイトル思い出せなくてその場で新しく考えてつけたりします。

 

 

ちなみに本当の作品タイトルは

「Garden」でした。

 

内容(コンセプト)としては結婚式などの誓いの文言、

 

「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、

貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか」

 

のように、「必死で人は誰かのそばにいる」という意味合いを込めた作品だそうです。

 

色々な感情が街の形状を成して共存している様です。

 

 

全体的にネガティブな印象を受けたのですが、内容はとても前向きなものでした。

 

 

知識が入ると作品の見え方も変わってくるのが、抽象画の面白いところです。

 

 

彼の作品は「舞台設定」が明確で、「役者」もいます。

 

この作品に関しては”モブ”までいますね(笑)

 

「一つの絵画」を見ているというより「一つの物語」を見ている感覚を憶えます。

 

本人曰く「映画を一生見続けられたら幸せ」だそうで、その映画好きが作品に影響しているのでしょう。

 

 

他にも、この色彩やキャラクターの描き方にたどり着いた経緯など、

 

自分らしさをとことん追求している画家だという事が判りました。

 

作品からはその「純真」さが滲み出ているように感じます。

 

 

もしあなたが「病める時も健やかなる時も必死で誰かの側にいたい」のであれば、

 

展示会やSNSで、森大地の側に行ってみてください。

 

きっと面白い物語に出会う事ができるはずです。

 

 

 

余白もまた人生。

 

 

 

 

 

「ワカッタカラ、動画ヲ見セヨ」という方はこちら!

【大明レンズ】◎【森大地】

 

自宅に押しかけ「ちょっと絵の説明してよ」のムチャぶりに答えてもらったSP

 

 


 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

絵画の楽しみ方」、増えましたでしょうか?

 

少しでも「面白かった」と思ってくださったのなら実験成功です◎

 

 

他にも、「作家さんにこういう質問をしてほしい」などありましたら教えてください。

 

頑張って聞き出してみたいと思います◎

 

 

それではまた!

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

大明。


 

森大地

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Twitter:【https://twitter.com/mementomorry


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